松本の風物詩〜三九郎

aoniyoshi2006-01-12

今日はいいお天気。やっとお正月ぼけ?もなおりつつあり、カズハと久しぶりに公園へお散歩に。すると、今年も出現!週末に控えた松本の風物詩『三九郎』。
正月飾りなどを焼く伝統行事いわゆるどんど焼きのことを、松本地方では『三九郎』といいます。(県内他の地域では、「どんど焼き」「どうろくじん」「ほんやり」等々、呼び方も様々)市内では今週末までに478ヶ所で行われるそうで、最近河川敷や公園・田んぼなどで準備している光景がみられます。こちらでは、家にだるまを飾る風習があるようで、この三九郎もわらで燃えやすいようにくみ上げたうえに、だるまなどを飾り華やかにしています。当日までに各自しめ縄やだるまなどをいつでも置いていけるように1週間ほど前には準備されているようです。そして、ただ焼くだけではなく米の粉で作った繭玉を柳の木につけたものをみんな持ってきて、三九郎の火であぶって食べ、1年の無病息災を祈るそうです。どうも、子どもたち中心のお祭りらしい。
毎年、この光景は見るものの「何をしているんだろう?あの持っている木は何?」と思っていたのだけど、今年は友達に聞いたり新聞で見たりしてやっと3年目にして謎がとけました。スーパーにも柳の木や米の粉を『三九郎の必需品』としてコーナーを設けて売られています。今まで気づかなかったなぁ。。。というわけで、これはおもしろい文化!!早速我が家も今週末の三九郎に参加することに!柳の木と米の粉、食紅を買って準備万端。繭玉を作って行こうと思います。