御柱祭

aoniyoshi2005-09-25

近くの式内沙田(いさごだ)神社の御柱祭里曳き(松本市指定重要無形民俗文化財)がありました。
御柱祭というと、けが人も続出する諏訪大社御柱が有名だけど、県内各地の神社でも7年に1度行われるお祭り。沙田神社でも4月に山出し、今日は柱を神社に奉納する里曳きがあり、それぞれの地区に用意された柱4本が町内を回りながら神社に建立されました。
家の前を11時ごろ四之御柱が通ると聞いて、アパートの前で待機。続々と人が集まり、「久しぶり〜」「元気?」と言った地元の顔見知りの人たちの会話を聞きながら、昔から伝わる地元のお祭りに羨ましく思いながら、参加させてもらった。どの家庭も、親戚などが集まったようで庭先でバーベキューをしている家も多く、アパートの周りはお祭り気分。柱が通る道沿いの家の人が、お酒などを奉納すると木遣りが唄われ、これまた勇壮。
午後からは3人で神社へ行き、私たちの地区(大庭)の三之御柱建立を見守った。子供から若いお兄ちゃん、そしておじいちゃんまで法被姿の盛大なお祭りで、私たちも神社の境内へ入ったのは初めてで立派な神社だったことにびっくり。
建立後には御餅がまかれ、3人(正しくは2人)で必死になってキャッチしました。4本の御柱は無事に社の4隅に建てられ、7年後の御柱まで見守ってくれるのでしょう。さて、7年後…私たちはどこにいるのでしょう?まだ松本にいる気がするのは私だけ?地元のお祭りがなかった私にとって、とてもうらやましく思いました。カズハにもこんな経験させてあげたいものです…。