薪能

aoniyoshi2005-08-08

今日、カズハと2人で松本城薪能を観に行ってきました。
薪能は2度目。一昨年、上田城薪能狂言の師匠たちが出演するということで観に行ってから2度目の鑑賞です。
松本城薪能は、鑑賞無料で芝生の上にみんな座ってみることから、親子連れやカップルまた外国人の方までが気軽に能を観る事ができます。狂言愛好家としては歓心させられました。もちろん、私のような幼い子を連れて散歩がてらという方もいて、野外だけに少し騒いでも大丈夫だし、芝生の上で遊べるしうれしい限りでした。
さて、今回の演目は「能―橋弁慶」「狂言―末広」「能―羽衣」でした。実は能はちょっと苦手で、いつも狂言見たさにでかけますが、今回は初めて自分の流派(和泉流野村家)以外の大蔵流山本家の舞台を観ました。やはり、同じ伝統芸能狂言とはいえ台詞が違ったり、謡うように台詞をいうことに驚き、いい勉強になりました。
カズハはまだ興味ないですが・・・狂言は胎教にもいいということでぎりぎりまで稽古に行ったり舞台を観にいったりしてましたが、少しは興味を持ってくれるとありがたいです。そろそろ稽古にも行かないとなぁ・・・。
それにしても、薪能能楽堂とは違って、かがり火に照らされた野外舞台で鼓や笛が響き、セミの声も聞こえて、幻想的でとてものんびりしたひとときでした。